「#成人式撮影します」の注意点(お客さま編)

今、Twitterの TLを賑わせている「#成人式撮影します」について、取り急ぎ私見をまとめてみます。

まずはお客様に気をつけていただきたいこと、お願いしたいことです。

*振袖を撮り慣れたプロが撮影してくれる

問題なし。但し、着付やヘアメイクをどうするか、確認すること。

腕のある人が成人式当日のスケジュールが空いているか?との意見もあるが、今年は突然仕事がキャンセルになった方もいるので、必ずしも当日予定が空いているから技術に問題があるとは限らない。

*着物をレンタルした時の契約に、当日の支度が含まれている

キャンセルせずに着付、ヘアメイクをして撮影してもらえると嬉しい。

着付師さんもヘアメイクも、成人式の仕事が無くなるのは、正直痛い。

普段はブライダルをしている方も多く、婚礼も激減していて、収入も当然、減っているので。

スタッフ側の身勝手と言われれば、それまでですが。

*前撮りをしていない

無償で撮ってくれるアマチュアより、町の写真館などの方がおすすめ。

着物の撮影には『型』がある。いわゆる「昔のお見合い写真」みたいなの。

今は「そんなの要らない」と思うかもしれないけど、やっぱり型のものは、時代を越えても綺麗なので、せっかくの振袖、1枚くらいは撮っておくと、将来の後悔が少ないと思う。

そういう「型物」は一朝一夕では撮れないので、できるだけ振袖の撮影に慣れた方にお願いした方が良い。

何となく上手なアマチュアの方より、町の写真館のおじいちゃんカメラマンさん、の方が、着物の知識、着物撮影のノウハウを持っている可能性は高いと思う。

*前撮りはしているから、当日は前撮りと違う感じで撮っておきたい

上記の型物は前撮りで撮っているだろうから、振袖は撮り慣れていないカメラマンさんでも、ポートレートの作品を見て、センスや作風が好きなら、それでも良いのでは。

友達と一緒に、とかも、感染対策ができていたら良いかも。

*知らないカメラマンさんと密室での撮影

これは「被写体」と呼ばれる素人モデルさんが巻き込まれがちなトラブル。

撮影中に何かしてくる、だけじゃなくて、データを悪用する困った人もいるようなので、気をつけて。

せめて撮影は屋外とか、オープンスペースが良いかと。

感染対策にもなるし。

*そもそも振袖着ません

前撮りで振袖着たから、当日はドレス!とか、元々着物着るつもりなかった、とか、そういう方も撮影しておいてもいいかも。

式典や同窓会がなくて、準備した洋服を着て行く場所がない、とかもったいないし。

振袖撮影の技術がないカメラマンさんでも大丈夫だし。

但し男子で紋付、は、それはそれで型があるので、着物撮れる人にお願いしましょう。

《スタッフ編に続きます》

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