お客様とのすれ違いが起きないために

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フリーランスサポーター、Free’s netです。

ブライダルの繁忙期はそろそろ終盤に差し掛かっていますが、年明けにはあれ、ですね。

そう、成人式です。

「成人式が終わるまでは、年が明けた気がしない!」という、ヘアメイクさん、着付師さんも多いのではないでしょうか?

今年は一体、どんなオーダーが増えるのでしょうね。

●二十歳のお嬢様たちが求めるもの

前撮りやカウンセリングをしている、スタジオやサロンでの業務をしている皆さんは、

既にどんなオーダーが来るのか、把握できているはずです。

そういえば、去年の話ではありますが、5年目か6年目の美容師さんが、カウンセリングの資料を見ながら

「この細い三つ編み、要りますー?何か今年のスタイル、よくわからないですー」

みたいなことを言ったんですね。

え?5~6歳違うだけで、そんな事言ってたら、何十年やってるベテランさんはもっと、感覚が違っててわからないのでは?

そうなんです、ブライダルでも花嫁様と年代が違うと、カウンセリングやヘアメイクリハでのすり合わせが難しいかもしれませんが、

成人式の二十歳のお嬢様たちはもっとお若くて、“可愛いと思うもの”もきっと、違います。

もちろん、年代だけでは括れないし、施術担当する方は皆、SNSなどでお若い方の求めるものをリサーチしているとは思います。

それでも、「このスタイルの何が可愛いか」を落とし込めないことはあり得ます。

●そもそもヘアメイクのオーダーは難しい

ヘアメイクさん側は、日々たくさんのヘアメイクをしているので、イメージが明確にできますよね。

でも、普段他人にヘアメイクをしてもらうことなんてないお客様側にすれば、

何を伝えれば、自分の理想のヘアメイクが仕上がるのか、はっきりしないことが多いものです。

画像をお持ちいただいても、全く違うスタイルをいくつも持っていらしたり。

じゃあ、言葉で説明ができるかと言うと、それもやっぱり難しい。

個人的には、昨今のトレンドで一番、とらえどころがないように感じるのは“多幸感メイク”です。

血色、ツヤ感、透明感がポイントではあるのでしょうが、

  • どこに
  • どのくらい
  • どんな色で

表現したものをイメージするかは、人それぞれ、多岐に渡る気がするのです。

でも、オーダーは“多幸感メイク”のワードだけ、ということも当然のように、あります。

多幸感メイクに限ったことではありませんが

リハーサルもなしに、限られた時間でご要望を汲み取って、お客様の期待に応えられるか、

技術者の技量が試されます。

●結局ベストを尽くすしかない

その辺りの難しさが、前にも触れたヘアメイクリハーサルの画像が“晒される”ことや、

「成人式、オバサン美容師さんにヘアメイクされて、全然可愛くないから、写真も見返さないし、何ならやり直したい!」

という話に繋がっていきます。

では、どんな対策ができるかと言えば

  • トレンドをしっかり追って、作り方などの情報を得る
  • 情報を得たら、ウィッグやできれば人頭で実際に作ってみる
  • ご要望を引き出すカウンセリング力を高める努力をする

くらいしか、結局のところ方法はありません。

時期的に成人式を例にしたので、若い方のご要望に応えることを中心に書きましたが、

逆に若いヘアメイクさんが、年配のお客様の求めるスタイルが理解できないこともあります。

技術者としてやるべきことは、

自分が“素敵”と思うスタイルに留まらず、

むしろ美容にも限らず、幅広く興味を持つこと。

もし「流行ってはいるけど可愛いと思えない」スタイルがあるなら、

「感じるな、考えろ」で、

人気のスタイルを分析して、余計なアレンジはせず、完全にコピーすることも必要かもしれません。

お客様が成人式、結婚式などの人生の節目を振り返る時に

「あの写真なんて見たくない!」という思い出になるのは、お手伝いする側としても本当に悲しいことです。

できうる限りの対策をして、楽しい思い出作りをお手伝いしたいものですね。

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