事務所を設立しない理由

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フリーランスサポーター、Free’s netです。

今回は、この“Free’s net”でやりたいことのお話です。

●ヘアメイクの引き際

これだけでブログ1本書けそうな見出しですが笑、ヘアメイクさんのほとんどは、ある程度の年齢になると、現場を引退すると思います。

老眼でアイラインなどの細かい作業に支障が出てきた、とか、花嫁の担当は若い方の方が花嫁も嬉しいんじゃないか、とか。

人それぞれ思うところはあるはずです。

じゃあ、その後どうするか。

元々着付ができる方や、興味がある方なら着付師に転向、などもあると思います。

また、講師などで後進の育成に携わる方もいるでしょう。

そして、経営に向いている方なら、ヘアメイク事務所を作って、自分は現場に出ずマネージメントに徹しつつ、講師と同じく若手の指導も行うこともできます。

私も、ヘアメイクを始めたのが30歳を過ぎてからで、長く現場で活躍するのは厳しいかも?と思い、

どういう形で現場を卒業するか、この仕事を始めた頃から考えていました。

●事務所運営をシミュレーション

もしも、今、自分がヘアメイク事務所を設立したとして、どういう仕事が取れるか。

多分、現状お付き合いのある事務所さんの人手が足りないとき、知り合いのヘアメイクさんを紹介するところから始まる気がします。

でも、それだと自分が二次請けの仕事は三次請けに、三次請けの仕事は四次請けになってしまう。

今現在、例えば結婚式場や成人式の着物屋さん、スタジオさんなどと直接取引をしている事務所さんがあって、業界が問題なく回っている以上、

何かのタイミングが合うとか、ラッキーな要因なしに、一次請けの仕事は取れないだろうと思うのです。

そうして二次請け、三次請け、下手をすると四次、五次となった場合、

間の事務所も何らかの働きはしているのだから、当然手数料が発生して、

嫌いな表現だけど“中抜き”になり、現場のヘアメイクさんの手取りはどんどん減ってしまいます。

これではどんどん、ヘアメイクだけで生計を立てることが難しくなり、将来的になり手がいなくなってしまう恐れがあります。

ヘアメイクではないですが、美容師さんのデータでも、アシスタント時代の収入が少ないことが、離職の大きな理由になっているそうです。

若手が希望を持てるような、ヘアメイク業界の未来を考えるなら、事務所の数が増えて中抜きが増えた、となってはダメなんです。

これは恐らく、他の業界でも問題になっているし、

万博の未払問題などにも通ずる、社会全体で考えるべき問題なのかもしれません。

●今あるものをサポートしたい!

元々、Free’s netで提供したいと思っていたのは、フリーのヘアメイクさんの事務代行などでした。

クリエイティブな才能のある方で、事務処理が苦手な方をたくさん見てきたので。

でも、もしかしたら、ヘアメイク事務所さんの事務処理だったり、営業だったりをお手伝いすることで、

事務所が請けられる仕事が増える

契約している業務委託のヘアメイクさんに依頼する仕事が増える

それでも回らないほど仕事が入れば、新しく契約できるヘアメイクさんが増える

なんてことにはならないでしょうか?

(流石にちょっと都合よく考えすぎてるな、という気はしてます)

事務専門スタッフを増やすほどじゃない、例えばセットサロンなども経営している事務所さんの、

忙しい日だけ受付やキャッシャー業務を請け負うとかでもいいかもしれない。

もしも、そういう“ちょっと人手が欲しい”という事務所さんがあれば、ご一報いただけると嬉しいです。

上記の受付みたいな、現場や店舗にお伺いできるのは、京阪神エリアに限られますが、ご相談だけでもぜひ。

もしかしたら、これが他のエリアで引退を考えているけど、方向性を決めかねているヘアメイクさんにとっての、突破口になるかもしれません。

まだ、ふわっとしたアイデアですが、誰かの目に触れることで進化するかもしれない、という気持ちで書いてみました。

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