クリエイターを応援、サポートする
フリーランスサポーター、Free’s netです。
何だか最近、忙しいです。
ブログも決まった日に上げられません。
でも、やる、と決めたことをやらないって、すごい心理的負担になりますね。
ということで、できるだけさくっ!と書いていきたいと思います。
もうすぐ施行される、インボイスにまつわることです。
●STOP!インボイス?
随分前から導入されることは決まっていた、インボイス制度。
それが来月の施行直前に、反対の署名提出だなんだと騒ぎになり、
「何で今更、反対するんだ!」
という反論も持ち上がり、ネット上の争いになっていますね。
確かに“今まで取りこぼしていた消費税を徴収する”と考えれば、事実上の増税で、“今やることなの?”と思わなくはないです。
感染症や戦争の影響で、国内の経済状況は、法案が通ったときの予想と違うことになっているはずだし。
とは言え、もっと早い段階、せめて光熱費が上がったりした時点で施行を止めなかったなら、さすがにもう遅すぎだし、既に対策ができている人や企業からすれば迷惑な話だと思います。
●インボイスで廃業するならフリーランスには不向き?
インボイス反対!への反論は、いくつかのグループに分けられそうです。
- 今まで不正に受け取って、納税せずに着服してたんでしょ?
- 10%の収入が減るだけで“廃業”だの“倒産”だの言うなら、元々経営状態は良くない、経営に向いてないんじゃないの?
- “事務処理が複雑過ぎる”とか言ってるのは甘え。“好きなこと”しかせず、付随する苦手なことはやりたくないなんて、個人事業主失格だ。
この辺りが多いように見受けられます。
1に関しては、語り出すとキリがないので割愛しますが、免税は脱税とは違うし、不正に得ていたわけでもありません。
私も“なんで私、免税事業者なのに、外税で請求しろって言われるんだろう?”くらいにしか思ってなかったけど、消費税導入時の経緯や、いろんなことが重なってこうなってる、っていう勉強にはなりました。
(今回のテーマはそこじゃないから、気になる人はご自身で調べてみてください)
私が気になったのは2、3の“経営に向いてない”、“個人事業主失格”というところです。
確かにフリーランスは個人事業主。
“事業”として成立させるためには、本業以外にも、事務処理はじめ、諸々付いてくるのは覚悟の上でなるべきだ、というのは正論です。
でも、それで埋もれてしまう才能もあるかもしれないのです。
●適性の凸凹は人それぞれ
上記で叩かれがちなのは、クリエーターやアーティストと呼ばれる人たち。
そして、叩いているのもクリエーターやアーティスト、もしくはそれに近い職種(美容系もそうかも)のフリーランスで、“自分は面倒だけどちゃんとインボイスに対応したり、今までだって事務処理してきたよ”、って人たち。
(フリーランスのことを、“好きなことだけして、好き勝手に生きてる奴ら”とでも思ってる?な会社員の人、などもいますが)
どちらか言うと問題は同業者の方で、“自分ができることは他人もできる”と、どこかで思ってしまってるんじゃないかと思うのです。
これって、生理の軽い女性が“生理くらいで仕事を休むなんて!”って言っちゃうとか、
コロナに罹ったけど軽症だった人が“コロナなんて、ただの風邪”って言っちゃう、みたいな
“ちょっとだけ辛さを知ってる人の思い込み”という、一番厄介なやつかもしれません。
なまじ辛さを知ってるだけに、“でも頑張れば、乗り越えられる!”と思ってしまうんですよね。
でも、違うんです。
“壊滅的に事務が苦手な人”は、勉強したり努力してないわけではなくて、本当に向いてないから理解ができない、或いは理解するのにものすごく時間がかかるんです。
“だったら就職して会社員になれば、会社が全部やってくれるよ”、という意見もよく見かけます。
まだ美容系なら、サロンやヘアメイク事務所などに就職する、という一般的な受け皿があります。
でも、専門外なのでイメージだけど、画家、とか、小説家、で就職先ってあるんでしょうか?
そういう人たちが“事務処理できないから、絵で食べていくのは諦めます”ってなるとか、事務に時間がかかりすぎて作品制作時間が減ってしまうのは、社会にとっても損失になる恐れがあります。
●解決策を考えよう
はい、ここがメインテーマです。
じゃあ、どうすれば良いかと言うと、今、私が思いつくのは3つ。
- 税理士と契約する
- 芸能人みたいな、エージェントや事務所と契約して、マネージメントを任せる
- 個人でフリーランスの事務員、マネージャー、オンライン秘書などを雇う
今、良く言われてるのは、1の“自分でできなきゃ、税理士雇え。その支払分まで稼げないなら、フリーランス辞めろ”ですね。
でも、税理士さんが見てくれるのって、お金のことだけですよね?
それだけでやっていけるなら、それなりに本業以外の適性もあるような気がします。
2に関しては、“会社員になれよ”を受け入れる感じですね。
ただ、現状、そういうクリエーターやアーティストを、社員として面倒みられる会社組織って、ほぼ見かけません。
3が私のイチオシですが、個人のアーティストを個人のマネージャー(事務員、秘書)が支える、チームを編成するスタイル。
一人の活動に対しての事務やマネージメントなら、がっつり週40時間拘束!などでなくても、処理できたりします。
場合によっては、出社も不要のリモートワークでも可能。
なら、“子供が幼稚園に行ってる間の3時間だけ仕事します!”とか、
“引きこもりだけど、短時間のリモートワークならできそう”とか、
“働きたいけど働けない”という人に、働く場を提供できるかもしれません。
もしかして、私のアイデアなんて、“働きたいけど働けない人”の大変さを理解できていない、絵に描いた餅かもしれない。
だけど、それぞれの得意を組み合わせて、作品を世に送り出すとか、何かを成し遂げるのも、これからの働き方のひとつになると思います。
きっかけはインボイスという税務処理の話でも、そこに留まらず、働く環境や社会を少しでも良くするきっかけにできたら良いですね。

