法人化は多分大変

クリエイターを応援、サポートする
フリーランスサポーター、Free’s netです。

しばらく更新ができませんでした。

その間、何をしていたかと言うと、決算→確定申告。

ヘアメイクとして参加した映画の、制作チームにも参加しているので、諸々の事務処理も行っています。

今回、初の法人の確定申告をしてみた感想などを綴ります。

●そもそも法人とは何か

…と思う方もいらっしゃいますよね。

私も詳しい訳ではないので、いつも個人で使っている会計アプリ freee のサイトから引用しつつ、お話しようと思います。

法人とは?

法人とは「法律によって人と同じ権利や義務を認められた組織」のことを指します。

人が個人として社会での取引・売買や契約などの義務を負っているのと同様に、法人は団体・組織として同じ法的な義務を負うことを認められた存在です。

法人は大きく分けて3つのカテゴリーに分類できます。一般的には、株式会社やNPO法人などの法人形態ですが、特殊法人や合資会社などの法人形態も存在しています。

freee 会社設立の基礎知識 より

(これだけ読んでもよく分からない、という方はリンクの引用元で詳しい説明をお読みください。以下、全ての引用も同じ)

何しろ、個人事業主とは違うメリット、デメリットがあるということだけおわかりいただければ、ここではOKです。

●確定申告のこと

既に個人事業主として活動している方は、個人として毎年確定申告をしているはずです。

これが法人だと、自分一人で行っている事業ではないので、社内(団体内)で「収支がこれだけなので、これだけ納税します」というのを承認してもらう、など、個人では不要だった手続きが必要になります。

ものすごくざっくり言うと、そのための資料、書類を作成するのがよく聞く“決算”です。

その一部は税務署にも提出して、申告した税額が正しいかを確認してもらいます。

私達は“任意団体”という“法人格のない団体”などと呼ばれる、いわゆる会社とは違うものですが、収益事業を行うため、法人税の納入義務があります。

その申告が法人の確定申告、その準備が決算だと考えるのが、わかりやすいのではないでしょうか。

“会社”と“任意団体”では、必要な書類などに違いがあり、“任意団体”の方がちょっと楽なはずですが、それでもなかなか、大変でした。

(余談ですが、文化庁の助成金“AFF2”というのを申請するにあたり、“収益事業開始届”というものを提出して、法人税を納めたり、個人で契約しているキャストやスタッフのギャラから源泉徴収して、納税する義務がある団体になることが必要でした)

●法人税はひとつじゃない

私は元々、会社を興すのは手続きなどが面倒そうだ、と思っていたため、法人を設立する方法なども全く知識がありませんでした、というか今でもありません。

それでも会社員として、決算して法人税を納めていることは知っていたので、税務署に相談に行ったりもしました。

ところが!

“法人税”を納めるのは、税務署だけではなかったのです!

法人税には以下の種類があります。

法人にかかる税金
・法人税
・法人住民税
・法人事業税
・特別法人事業税
・消費税及び地方消費税
freee 会社設立の基礎知識法人にかかる税金の種類は?税率や計算方法を個人事業主と比較 より

このうち“法人住民税”“法人事業税”は地方税のため、都道府県や市区町村に申告します。

そのためにはまず、法人を立ち上げたところで、都道府県、市区町村にも“収益事業開始届”を出しておく必要があります(税務署に出して承認された物の、コピーでよいようです)。

また、法人住民税には“均等割”というものが設定されていて、これは赤字でも支払わないといけません。

金額設定はそれぞれの自治体で違いますが、都道府県に20,000円、市区町村に50,000円が多いようです。

なので、法人になる=自治体に最低約70,000円の納税が必要ということになります。

加えて、収入金額に応じて支払う分があり、最低の金額が約70,000円なので要注意です。

●それでも法人化する意味

ただ、面倒な会社(法人)設立ですが、法人化のメリットもあります。

法人化のメリット
・税制上有利となる
・賠償範囲を制限することができる
・赤字(欠損金)を10年間繰り越すことができる
・決算月を任意で決めることができる
freee 会社設立の基礎知識 個人事業主が法人化する最適なタイミングとは?メリット・デメリットからインボイス制度の対策について解説

正直、私は今回の申告の一連の作業に疲れ、「やっぱり自分の事業は、個人事業主でいいや」と思ってしまいました。

というのも、経費節減のため、課金が必要なアプリなども使わず、当然税理士さんなどの専門家に外注もしなかったからです。

法人化を考えている方は、以上の予算を確保した上で行動されることをお勧めします。

そして当然、デメリットもあるので、そこはきちんと検証して、法人化でも個人事業主でも、自分にあったやり方を選ぶことが大事だと思います。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください