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フリーランスサポーター、Free’s netです。
昨今よく聞くワードのひとつに、“多様性”があります。
“LGBTQ”“SDGs”“ルッキズム”など、非常に幅広く、多くの課題を内包する言葉です。
ヘアメイクの仕事とは、どのような関わりがあるでしょうか。
そして、どういうことを学び、どういう心構えを以て対応すべきなのでしょう。
今まで、考えたことはありますか?
●男性のヘアメイク
ヘアメイクと直結するのは、メンズセット、メンズメイクではないでしょうか。
芸能人など特別な人でなくても、結婚式、プロフィール撮影、就活用写真撮影などで、ヘアメイクを希望する方は、この先増えていくと思われます。
従来のヘアメイクスクールのカリキュラムでは、女性のヘアメイクがほとんどで、私はメンズの技術は現場で覚えました。
その後、提携会場が新郎ヘアメイクに力を入れることになり、講習を受けてやっと、自信のなかったところを補えましたが、本当に最初の頃はドキドキでした!
今、女性向けのヘアメイクがほとんど、という方はメンズの練習をしておくこと。
しかもメンズメイクもお肌や眉を整えるだけでなく、シャドウやリップなども使う方も増えているので、SNSなどでメイク男子のメイクや、韓流スターのメイクなどを勉強することも必要ですね。
●LGBT婚
これはブライダルに関わる方が中心にはなりますが、もしかしたら写真スタジオなどでも、LGBTのカップルがいらっしゃるかもしれません。
ヘアメイクの技術自体は、通常の婚礼と大きく変わらないと思います。
私が気をつけているのは、普段“ご新郎さま”“ご新婦さま”とお呼びするところを、お名前でお呼びするくらいです。
ですが、雑談でも気をつけないといけなくて、先日耳にしたのは“同性婚のお二人に入籍日を訊いた”という話。
現状、同性婚は法的に入籍はできませんよね。
そういった“常識的なこと”は、知っておく必要があるでしょう。
LGBT婚は、異性婚以上にそれぞれのカップルの関係性、家族との関わりにおいて、様々な形やバランスがあると思います。
私もまだ経験は少ないですが、目の前のお客様にきちんと関心を持ち、必要以上に特別視することなく、普通に誠実にご対応することかな、と思います。
●ルッキズム
一番難しいのは、この“ルッキズム”です。
“容姿だけで人を判断、差別しない”ということを目指す“反ルッキズム”がSDGsの目標にも含まれていますが。
では、私達美容業従事者は、何を作り上げれば良いのでしょう?
今までは“お客様を美しくすること”を目指せば良かったですが、
“容姿の美しさ”を目指すのは“ルッキズム”であり、
特に女性だけが“外見の美しさ”を求められるのは“男女差別”だと言われると、
“主に女性の容姿を美しくする仕事”という、今までの美容の在り方は、時代に合わなくなっていると言わざるを得ません。
例えばドラマや映画の役柄を表すためのヘアメイク、というのは“ルッキズム”とは別の話なので、変化は少ないかもしれません。
では、婚礼のヘアメイクは?
「新婦だけが美しく着飾るのは男女差別」などと言われる日が来るかもしれません。
「人生の門出の日くらい、綺麗にしたい」という人間の欲求は変わらず、著しい変化はないのかもしれません。
“内面の美しさを際立たせるヘアメイク”ができるのなら、“容姿で人を判断する”ということには当たらない、ということであれば、
現状の“目を大きくする”や“毛穴を消す”“若く見せる”といった技術ではない、新しいメイク理論、技術の習得が必要になる、という可能性もあります。
●来るべき変化に備えて
このように美容業に関わる私達は、時代の流れを読み、それに合わせた対応が求められるでしょうが、正解は誰にもわかりません。
- どんな時代が来ても対応できるよう、幅広い技術を習得する
- 社会の変化に関心を持つ
ということくらいしか、今は思いつきませんが、特にフリーランスのヘアメイクさんは、しっかり考えておくべきではないかと思います。

