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フリーランスサポーター、Free’s netです。
4月から新生活を始めた皆さま、少しは慣れてきましたか?
今回は新入社員、独立したばかりのフリーランスの皆さんが、この時期どう過ごすべきかを考えます。
●新入社員にできること
この場合は、中途採用でなく、学生から新社会人となった方を“新入社員”としたいと思います。
特にこのブログは、美容系の仕事向けの情報を基本にしています。
わかりやすく“美容学校から美容室に就職”を、例にしてみましょう。
最近は美容師さんの下積みの長さが問題視されているので、新卒からお客様を担当させることを打ち出しているサロンも出てきています。
とはいえ、まだ、社内の試験等をパスして初めて、接客に入れるお店が多いのが現状です。
なので、多くの新入社員さんは、掃除や洗濯など、国家試験関係ないじゃん!な仕事を教えられているでしょう。
でも、掃除でも洗濯でも、誰がやるかで、仕上がりもかかる時間も違います。
飲食店などでも、お手洗いなどに“清掃チェックシート”みたいなのが置いてあったりしますね。
その項目を片付けるだけの掃除か、お店をきれいにするための掃除か。
もちろん、きれいにすることが目的ですよね。
かといって、時間をかけて丁寧に、が過ぎると、他の業務が進みません。
そういう時間の使い方や効率化など、今後仕事をしていく上で必要な感覚を養うのが、入社した頃の掃除の役割の一つだと思います。
それは、洗濯でも、先輩が使う道具やワゴンの準備や片付けでも、同じことです。
“国家試験関係ない便利屋さん”で終わるか、“将来スタイリストになったときに活きる経験”にできるかは、あなた次第です。
●フリーランス1年生にできること
これはもう、前職での経験次第なので、各々違って当然です。
だからこそ、全員がやらなくてはいけないのは“自分の能力の棚卸し”です。
準備をしっかりして独立した方なら、前職在職中に済ませているかもしれませんね。
美容系、ヘアメイクとして考えるなら、まず考えるのは当然、セットやメイクの技術です。
美容室でちょこっとやってました、なのか、ブライダルでがっつりやってました、なのか。
ちょこっと、が通用するのはどういった場所、客層なのか。
がっつり、が通用するのはスチール撮影なのか、動画撮影なのか、婚礼のようなフォーマルな場以外での、ナチュラルなスタイルに対応できるのか。
着付、ネイル、まつエク、エクステ、舞台のヘアメイク、和化粧、特殊メイク、ペインティング…等々、付加価値になるものはあるのか。
一般的なヘアメイクでも、特にどういうスタイルが得意か、不得意か。
技術面だけでも、整理することは多々あります。
●技術以外のことはどうする?
あなたはパソコンは使えますか?
フリーランスは個人事業主、最小単位での“社長”です。
資料作りや各種申告などを考えれば、パソコンが使えるほうが、圧倒的に楽だし有利です。
パソコンが無理でも、タブレットやスマホのExcel、Wordなど、代わりになるものはありますか?
また、それを使いこなせていますか?
パソコンがあるなら、プリンターもあれば更に便利ですが、新たに購入する資金はありますか?
もしそれがないなら、コンビニプリントのアプリを入れれば、当面は間に合うかもしれません。
そういった、自分が持っている、または使える道具を見直し、不足しているものを今すぐ買えないなら、いつ、どれくらいのランク(価格)のものを買うのか、計画を立てておくことも必要です。
技術にしても、道具や環境にしても、まずは現状を把握しないと、何を補えばいいのか、わかりません。
一度、紙に書き出すなど、可視化すると良いと思います。
以外と“持っているもの”の多さに、気づけたりするかもしれませんよ。
●今の自分にできることを、とにかくやってみる
いずれにせよ、それ以外に道はありません。
今の自分は未熟に感じるかもしれませんが、できることを一所懸命やっているうち、できるようになることや、次の目標が見えてきます。
そうやって一歩ずつ成長するのが、結局は近道だったりもします。
もし、「本当に今の自分で大丈夫かな…」と不安になったりして、誰かに相談したいときは、無料相談も行っていますので、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいね。
