クリエイターを応援、サポートする
フリーランスサポーター、Free‘s netです。
4月1日、新年度の始まりです。
学校を卒業して新社会人、年度の切り替わりに合わせて転職、独立など、人生の節目を迎えている方も多いと思います。
そんな皆さまを応援するメッセージを送れないものかと、色々考えてみました。
まあ、おせっかいおばちゃんの独り言、くらいに思ってください笑
●プロの世界は甘くない?
普段は私も、キラキラの夢を描いて業界に入ってみて失望する、というミスマッチが少なくなるように、厳しいことも敢えてお伝えするスタンスです。
でも、せっかく「この業界でやっていこう!」と思っている方の出鼻を挫くのは、業界としても得策ではないと思います。
もちろん厳しさも覚悟はしておいて欲しいけれど、楽しいことや、この仕事を選んでよかった!と思うことだってあるはずです。
ただ、楽しさの種類が、学生時代とは違うもの、“自分だけ“とか“一過性のもの“じゃなくて、誰かの役に立つとか、続けてきたからこそわかる楽しさが多くなるように思います。
「石の上にも3年」なんて古いよ!と思われるかもしれませんが、最初は辛くてしょうがなかったものが、3年後には楽しくなっていることだってあり得ます。
ちょっとくらい厳しい環境でもやり過ごせるよう、自分のモチベーションを上げるものを、早めに見つけておくと良いですね。
●環境の変化は意外とストレス
就職してみて(“転職してみて““独立してみて“と置き換えも可)、「思ったより厳しくない、むしろ楽しい‼︎」という方もいらっしゃるでしょう。
それってすごくラッキーなことですよ!よかったですね!
でもこの、“すごく楽しい“も意外と、ストレスの素になることがあります。
辛ければ自分をケアしないと!と思うけど、楽しいと「ちょっと疲れてるけど…楽しいから、ま、いっか!」なんて思ってるうちに、急激にメンタルに来る、ということも考えられます。
楽しくても、やりがいあっても、生活のリズムが変わったりすると、無意識に無理をしてる部分があるので、
- お休みの日はしっかり休む
- 休むことに罪悪感を感じる必要はない
ということは、意識しておくほうが良いかもしれません。
●悔しさは愛
長年働いてきたので、新入社員を迎えて、あっという間にいなくなる、という経験も多々あります。
本当に無理なら、自分の身を削って、命をすり減らしてまで、初志貫徹することが全てではない、と思います。
でもきっと、辞めていった人たちだって、何も悩むことなくさっさと立ち去ったわけではなく、葛藤があったはずです。
その時に決断する決め手は何か。
私は“悔しさ”を基準にしても良いと思います。
「自分はこの仕事(独立なら“働き方”かもしれません)に向いてない、辞めたい」と思う時って、“イメージしていたように上手くできないこと”が何か、あったときが多いと思うんです。
そこで「悔しい!」と感じるとすれば、きっと、その仕事が本当に好きで、もっともっと上手になりたいからではないでしょうか?
もしかしたら、ただただプライドが高く負けず嫌いだから悔しい!ということも、あるかもしれません。
悔しさを感じたとき、自分の心をしっかりと見つめてみて、「もっともっと学びたい!」という“餓え”のようなものがあるなら、踏ん張ってみるのが後悔のない選択でしょう。
その感覚がわからず、他人の評価を得られないことが悔しさの出所だとしたら、違う道を選んでも恐らく、また同じように悔しい思いをすると思います。
それでも「この仕事でだから、評価されたい!」と思うなら、同じく踏ん張ってみるべきかもしれません。
どちらにせよ、同じ自分の選択を諦めるなら、「やるだけやった」と思える方が、心置きなく次に行けるはずです。
●やっぱり厳しめのこと言っちゃうなぁ
…ここまで書いて、やっぱり厳しい話になってないか?と自問したわけですが。
でもね、「諦めたらそこで試合終了」なんですよ。
「プロの世界は厳しいな」「フリーランスって大変だな」と思うとき、多くはただの経験不足です。
何回かトラブルを経験したり、失敗したりしていると、対処の仕方もわかってくるから、安心してください。
新生活に踏み出す皆さまの前には、かつて経験したことのないことがいろいろ起きると思います。
でもRPGの主人公が成長して、最初は簡単に負けていた敵を、逆に簡単に倒せるようになると、ゲームが楽しくなるでしょう?
仕事だって同じように楽しくできます。
せっかく就いた仕事なら、トラブルや一見ネガティブなことも含めて、とことんまで楽しんでくださいね!
