マイナンバーカードで確定申告

クリエイターを応援、サポートするフリーランスサポーター、Free‘s netです。

今年も何とか、確定申告を終えることができました!

今回初めて、マイナンバーカードを使ってWEB申告をして、気付いたことなどを書いてみます。

フリーになりたて、副業始めたてで「確定申告って何!!!」くらいにパニクっている方には、参考になるかと思います(笑)

●で、確定申告って何なの?

きっと、フリーになろう、とか、副業始めよう、と思って情報収集していると、「確定申告が大変!!」という話を聞いたことがあると思います。

会社員や学生には、基本的に確定申告の必要がないので「そもそも確定申告って何?」と、疑問に思っていても不思議はありません。

超ざっくり言えば「1年間の稼ぎを国に報告することにより、収める税金(フリーランスならほぼ所得税)の額が決まる仕組みのための報告」です。

とは言え、売上全てが手元に残るはずもなく、ヘアメイクさんなら「仕事で使う化粧品買いました」みたいなお金は、収入から“経費”として差し引いて良いことになっています。

収入から経費を引いたものを“所得”といい、所得税は収入ではなく所得によって決まります(だから“所得税”なんですね)。

「自営業だから領収書もらっとこう」なんて言うのは、経費として申告する額が上がることで、所得が低くなり、税金の額がちょっと安くなったりするからです。

また、健康保険や年金といった社会保険や生命保険も差し引きできたり、“控除”と言って「この金額は全員、差し引きしていいよー」という数字があります。

ほら、もう、よくわからなくなってきたでしょう?(笑)

●簡単にいろいろ計算する方法

確定申告が大変という人の多くは、この“経費”や“所得”の計算が大変、と言っているのだと思います。

今まで会社で経理やってきました!みたいな方なら、簡単かもしれないけど、そうじゃない方にはわからないことだらけ。

何でもかんでも“経費”として認めるわけにはいかないので、領収書も保管しておいて、帳簿につけておかないといけないし、帳簿では各経費に“〇〇費”という名前みたいなの(勘定科目)をつけて、整理しておかないといけません。

“勘定科目”なんて、働き方や部署によっては「聞いたこともない」ということもありえます。

なのに急に「これは“交通費”、これは“消耗品費”、これは…」と、仕分けることなんてできないですよね。

そんな時は「会計アプリ」!

有名なところでは“Freee”や“マネーフォワード”、“弥生会計”などがあります。

私が使ってる“Freee”だと、レシートや領収書を写真に撮ると、日付や金額、勘定科目が自動的に記帳されます(たまに「それは違う項目で付けときたい」と思うこともありますが、そんな時は手入力も可能です)。

売上も、発生した時や入金があった時に入力しておきます。

すると、確定申告の時期が来たら、“確定申告”というメニューを選んで、アプリの指示通りに、去年1年で支払った社会保険や生命保険の金額などの必要項目を埋めるだけで、税務署に出せる書類が完成するのです!

●WEBで提出するにはマイナンバーカードが必要

うちは自転車10分で税務署に行けるし、そんなに混まないエリアなので、行けば5分くらいで提出できます。

でも、過去に政令指定都市に住んでいた頃は、電車に乗って税務署に行き、テーマパークのアトラクションかというくらい、並んで待たされました。

それが、マイナンバーカードがあれば、自宅からWEBで提出できてしまうのです!

税金を管轄している国税庁には“e-Tax”というシステムがあり、マイナンバーカードがなくても、指示通り入力すれば印刷して提出できる書類が作れます。

一昨年までは私もこれで作っていましたが、去年からは開業届も出し、“青色申告”(ちょっと面倒な帳簿などを作る分、控除額が上がる申告の仕方)になったので、“Freee”で帳簿を自動作成するようにしました。

それで作った書類をプリントアウトして、税務署に持参するのです。

さらに今年は、20,000円分のマイナポイントをもらえる期間に、マイナンバーカードを作ったので“Freee”から“e-Tax”に連携してWEB提出ができるようになりました。

マイナンバーカードをスマホで読み取るのに苦労したり、

  • マイナンバーカード用のアプリ(マイナポータル)
  • 個人認証用のアプリ(JPKI)
  • “Freee”で電子申請する用のアプリ(Freee電子申告・申請)

と、3つの新しいアプリをダウンロード&インストールするなどの手間はかかりましたが、それも初めての時だけかと思います。

こうやってマイナンバーと紐付けて確定申告をしておくと、国民保険や国民年金の計算にも反映されるようです。

コロナ禍で収入が激減した時に夫の扶養に入れてもらったのですが、収入がオーバーして扶養の範囲から出てしまったらすぐバレる、というのは厳しいけど、税金や社会保険を払うのは社会人として当然なので、仕方ないですね。

また、マイナポータルで、ふるさと納税や医療費など、控除できる金額を引っ張ってくることもできるようです。

マイナンバーってどうなんだ、とか、マイナカードって本当に必要?などの声もありますが、確定申告をする方にはオススメです。

●まとめ

色々書いてきましたが、これから確定申告をする方でわからないことがあれば、できれば税理士さんなど専門家の方に相談するのが良いと思います。

でも多分、「税理士雇うほど儲けはないよ」と思うくらいの金額の会計なら、会計アプリやe-Taxで頑張れば申告自体は何とかなると思います。

多分、どのアプリでも相談コーナーなどがあるので、そういったものも上手く活用したいですね。

マイナンバーカードのキャラクター、マイナちゃん。
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