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フリーランスサポーター、Free’s netです。
ヘアメイクさんたちは、そろそろ卒業式ヘアメイクで忙しくなってきた頃でしょうか。
昨日は知人のお嬢さんの卒業式だけなので、帰ってから事務作業、確定申告までやるぜ!と思ってたら、事務作業がとんでもなく大変で、1日がそれで終わってしまいました。
そんなわけで、今回も1日遅れのブログを、早朝出勤の電車内で書いてます。
そろそろ卒業式のお嬢さんどころか、新婦さまも娘くらいの年齢になってきたな、ということで(無理矢理)今回のテーマは“ジェネレーションギャップ”です。
●人生100年時代
医学の進歩等もあり、今や“人生100年時代”とまで言われています。
本来は“2007年生まれ以降の平均寿命が100年になる”という予測らしいですが、それでも今の現役世代が60歳で定年退職するには、余生が長過ぎます。
そうすると、どうなるか。
例えば70歳定年になるとして、新卒の新入社員さんが20歳前後であることは変わらず、より幅広い年代が一緒に仕事をすることになります。
50歳の開きがあれば、当然、育ってきた時代背景が違うので、世代毎の一般的な価値観もかなり違うはずです。
●多様性?
このテーマを思い付いたきっかけは、いつもの如く(笑)Twitterです。
時々、親や上の世代に説教するような、「親に“それ間違ってるよ”と教えても言うこと聞かない!」みたいな方を、何人か見かけました。
うん、そりゃ子供に大上段に構えて説教されて、「そうですね。わかりました」って言える大人のほうが珍しいと思いますよ。
何故なら親御さんは、そういう常識の中で生きてきて、それで上手くいってきたからです。
若い世代と比べて“私はこれでやってきた”時代が長い分、切り換えが難しいのは仕方ないことなのです。
自分より経験の短い人の正論を受け入れると、“それでやってきた”自分の経験や歴史を、自ら否定することにもなりかねません。
“多様性”という言葉もよく聞かれますが、多様な選択肢がない時代を生きてきた世代は、混乱しているのだと思います。
●どっちが偉いわけじゃなし
なんかね、向上心が強かったり、変化に柔軟に対応できる人は、“新しい考え方ややり方にアップデートするのが正しい”と思いがちなんじゃないかと思うんですよ。
新しい、ということは、多くの場合は“今までの失敗を踏まえて、改善したもの”だからです。
かと言って、昔のやり方が全部間違いじゃない、むしろ昔のやり方のほうが上手くいくことだって、あるのです。
“新しいもの”“古いもの(特に伝統と呼ばれるもの)”、どちらにも良い面と悪い面があるものです。
私は多分もう、古い世代になりかけてるので、若者に「そこはわかってくれよ」と思うこともあります。
でも、同時代もしくは上の世代に「それは今の世の中では通用しませんよ」と思うこともあります。
どちらも“自分達だけが正しい”と決めつけることなく、お互いの良い面を活かしていければ、多くの人がハッピーになるはずです。
年代に限らず、自分と違う意見にも耳を傾けてみませんか。
自戒を込めて。
