皆さま、明けましておめでとうございます。
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…と言っても、ヘアメイクさんや着付師さんには、新年を迎えためでたさより、緊張感が高まっているかもしれませんね。
そう。成人式です。
●一生一度の晴れ舞台
成人式がお嬢さん達にとって、一生に一度しかない日、というのは当然、ご承知のことと思います。
だからこそ、良い思い出になるように、できる限り可愛くしてあげたい。
だからといって、時間をかけて式典に遅れさせる訳にもいかない。
それが早朝からの数時間、次から次へと続くのが、ヘアメイクさん、着付師さんの成人式です。
他の仕事ではなかなか味わえない、凝縮されたスリリングな時間ですね。
●ご家族の記念日
法的な成人が18歳になったとは言え、やはり育ててこられた親御さん、ご家族などにとって、20年と言うのは大きな節目ではないでしょうか。
振袖も、新しく作るにも、お母様やお姉様、場合によってはお祖母様などの振袖を着るにも、レンタルするにしても、ご家族さまの思いが込められています。
それらも受け止めながら、お支度をさせていただくことになります。
これはかなりのプレッシャーですね。
●ヘアメイクさんのメンタル
これからヘアメイクさんになりたい、という方には、厳しい面ばかりをお伝えしてしまっていますね。
でも、これは本当に覚えておくべき、大事なことなのです。
成人式では、学生さんの実習も多いと思います。
その緊迫感、プレッシャー、それを乗り越えた安堵感や達成感をぜひ、味わってみてください。
華やかでお洒落なイメージを持たれがちなヘアメイクという職業ですが、常にプレッシャーに晒されながら、安定した精神力が求められます。
そんなヘアメイクさんたちにとって、年に一度のプレッシャー祭りが成人式かもしれません。
“プレッシャー祭り”ってなんだよ、ですが。
私も今年の成人式は、例年に比べれば全然のんびりしているのですが、それでも何とも言えないざわざわした気持ちになるのが、この時期です。
それならいっそ、もうお祭りだと割りきって、楽しんでしまいたい!
それくらい開き直れる図太さも、ヘアメイクさんには必要なのかもしれません。
●明日に備えて
さて、成人の日前日に式典の自治体もあり、明日から成人式業務が始まる方も多いと思います。
忘れ物がないか確認できたら、今日はもう、早めに休んで明日、明後日に備えましょう。
今年も、1人でも多くのお嬢さんとご家族様の、記念の日をお手伝いできますように。
