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フリーランスサポーター、Free’s netです。
今回の更新日土曜日は大晦日、いつものように「書けなかったー、更新遅れたー」って言って、年を跨ぐのは嫌なので、頑張って書きます!
と言っても、おせちを作るでもなく、大掃除をするわけでもないのですが。
溜まってたヘアスプレーの空き缶だけは、捨てましたよ!
スプレー缶って、フリーでヘアメイクやってると、現場で捨てるわけにもいがず、溜まって処理が大変になりませんか?
●まずは基本のスプレー缶の捨て方
スプレー缶の中身が残った状態で普通ゴミに混ぜてしまうと、清掃車内で爆発するなど大変危険です!
自分の仕事道具のせいで、誰かに危害を与えるなんてことのないように、安全な方法で処分しましょう。
という訳で、正しいスプレー缶の捨て方です。
- ①缶を振って中身の有無を確認する
- ②中身を全部使いきる
- ③「ガス抜きキャップ」でガスを出しきる
- ④各自治体のルールに従って捨てる
(参考:一般社団法人日本エアゾール協会HP)
以下に各項目の注意事項を書いておきますので、ご参照ください。
①缶を振って中身の有無を確認する
缶を振って「カシャカシャ」「チャプチャプ」音がしたら中身が残っています…って、これはヘアメイクさんならご存じですね。
私はお客様に使っている時に、スタイリング剤なしのガスだけになるのがなんとなく嫌で、残りが少なくなると、自分用にして使いきるようにしています。
そして、自室に中途半端に残ったスプレー缶が溜まります…。
②中身を全部使いきる
そうしてスタイリング剤がなくなったら、廃棄するわけですが、使いきったつもりが意外と残っていたりするので、しっかり中身を出しきります。
周囲を汚さないよう、底に穴を開けたゴミ袋に新聞紙など液体を吸い取るものを入れて、その中でスプレーをするという方法が良さそうですね。
このゴミ袋内には、可燃性のガスが溜まる恐れがあるので、暑いところに放置したりしないように気をつけましょう。
そして、ガスの噴出音のみになってから、キャップを使ってのガス抜きをします。
③「ガス抜きキャップ」でガスを出しきる
先日廃棄したヘアスプレーは、いろんなメーカーのいろんなブランド、ラインが混在していましたが、全てキャップの一部を取り外すと、ガス抜きに使えるものばかりでした。
ガス抜きキャップがついてなかったのは、窒素充填のアヴェンヌウォーターくらいでしたね。
「窒素なら燃えないから大丈夫かな?」と思ってしまいますが、高圧ガスは温度が上がると膨張して爆発するので、やはり、ボタンを押し続けて出しきる必要があります。
逆に「ガス抜きキャップ」が付いているものは、可燃性ガスが使われていることがほとんどなので、ガス抜きの際は
- 火の気がないこと
- 屋内では行わない
- 風上に立つこと(風下に火気がないか、も要確認!)
など、特に安全に気をつけてください。
④各自治体のルールに従って捨てる
前項に“屋内では行わない”とありましたが、実際に屋内でガス抜きをしていて爆発した、という事故もあり、穴を開けてのガス抜きはしないで良い、という自治体が増えてはいます。
うちの近所もそうなので、穴を開けないのがスタンダードかと思ったら、まだ穴開け必須のところも多いようです。
もしお住まいの地域が穴開け要なら、穴を開けるときに怪我をしないよう、100均などに売っている、穴開け用品を使うと良いですね。
↑私はこのタイプが安心して使えて好きです。
それでもやっぱり怖い!という方なら、こんな↓サービスもあるそうですよ。
またボタン部分など、プラスチックを外して分別したりという、分別もそれぞれのルールに従いましょう。
●本年中はお世話になりました
ということで、そろそろ〆に入ろうと思います。
今年の始めに「毎週更新するぞ!」と決めて、最終更新が大晦日というキリの良い日になりました。
定期的に読んでくださっている皆さま、いつもありがとうございます。
来年以降もより一層、皆さまのお役に立つ情報を発信できるよう、精進していく所存ですので、引き続きよろしくお願いいたします。
よいお年を!
