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フリーランスサポーター、Free’s netです。
以前にこんなブログを書きました。
①を書いたので、②を書かなきゃ、なんですが、文中に「ヘアメイク道具以外のことも書きたかったので、続きを書きます」的なことを書きつつ、それはそれで、別のシリーズを始めてしまいました(笑)
なので、今回はヘアメイク道具の話です。
●ヘアメイクさんの道具は重い
これはヘアメイクさんにとって、由々しき問題です。
化粧水などの液体、カーラーやコテなど機械類、コスメだってひとつひとつはそう重くないけど、たくさん持てば、やっぱり重い。
じゃあ、道具を少なくすれば良いかというと、仕事をするうちに、
例えば「やっぱりコテは19mmと26mmと32mmがあると便利」とか
「硬い髪には、このオイルつけると扱いやすくなるんだよねー」など
限りなく増殖するのが、お道具さんというものです。
●あまり使わないけど持ってるもの
そういうものは、定期的に普段のお道具から外して、必要なものだけピックアップして持つようにしています。
例えば
- ストレート用つや出しスプレー
- 和髪用のワックスみたいな鬢付け油みたいなの
- ムース(しかも何故か缶が巨大)
など。
あと、顧客層にもよるだろうけど、ブローが少ないと、デンマンブラシもあまり使わないですね。
メイク道具でも、
「このフェイスパウダーはくすみ飛ばし用」とか、ニュアンスの違うハイライトを数種類、とか、これは持ち歩いてるけど、出番があまりないものも。
でもね、「重いから家に置いとこう」と思った日に限って「やっぱり、あれ、必要だった…」ってなりそうで、怖いんですよね。
これ、ヘアメイクさん以外でも、ご自身のお仕事道具に置き換えると、共感いただけるんじゃないでしょうか。
●でも、好きな仕事の道具だからね…
ヘアメイクの仕事は、基本的に仕込みです。
撮影でも、婚礼でも、舞台や映画でも、ヘアメイクが整わなければ、イベントや仕事が始まりません。
だから、ヘアメイクさんは一番に現場入りしなければいけないことが多いはず。
道具をセッティングする時間も必要だし。
で、終わったらメイクを落とすところまで仕事だったりするので、最後まで残ってたりします。
軽い憧れ、で続けるには、ハードな職業です。
しかも、荷物は激重。
「あー、もう、この道具、どっかに置いて帰りたい~(泣)」という日だってあります。
でもね…いざ「次の日も同じ現場だから、道具置いて帰っていいよ」と言われると「ラッキー☆」と思うものの、帰り道、ふと心許なくなるんですよね。
「お道具さん、置いて来ちゃった…ごめんね…」みたいな。
…これはさすがに、道具に感情移入しすぎで、共感はいただけないかも。
でもそれくらい、お道具さんって、大事な相棒なのです。
