フリーヘアメイクとリファラル

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フリーランスサポーター、Free’s netです。

3月に入り、もしかしたら今月で退職して新年度から心機一転、という方や、学校を卒業してそのままフリーランスを目指す方などもいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はフリーランスのヘアメイクさんが、どうやって仕事を確保しているかについて、「リファラル」というキーワードを基に、お話したいと思います。

●そもそも「リファラル」って何?

社員紹介採用(しゃいんしょうかいさいよう)は、企業が自社の社員に人材の紹介を受ける採用手法。別名、リファラルリクルーティング、リファラル採用。単にリファラル、紹介採用とも。企業側と人材側のミスマッチが起こりにくいため、比較的社員が定着しやすいとされる。

wikipediaより

上記のように「リファラル」とは、平たく言えば「紹介」の別の言い方な訳ですが、最近よく聞くようになった気がします。

求人広告を出すって、費用面でも、会社の魅力をアピールするコンテンツ作りでも、なかなか大変です。

でも、リファラルであれば掲載費もかからないし、文面や画像や動画を、掲載媒体用に改めて作る必要もありません。

だから、ベンチャー企業などでは「リファラル採用」が多いみたいです。

●ていうか元々ヘアメイクさんてリファラル多いよね

多業種では最近増えているらしい「リファラル」ですが、ヘアメイクの仕事って昔から、紹介で繋がってることが多いな、と思います。

今までも、お仕事をもらってきた事務所が、求人広告を出したり、ホームページの“リクルートページ”からの応募で採用したりするのは見てきましたが…残念ながら、いつの間にかいなくなる方もたくさんいました。

私自身も求人広告に応募したこともあるし、ビジネスマッチングサイトで受注もしますが、やっぱり知ってる人の繋がりという、安心感はありますね。

じゃあなんで、マッチングサイトなんて作ってんですか?!って言われそうだけど、「誰かいたら紹介して」が捌ききれない、というのも大きな理由で。

結局、人手が欲しいとき、知ってるヘアメイクさんに相談する、というパターンが多くて、私も紹介したりされたりで、いろんな方といろんな仕事をしてきました。

●紹介したいのはどんな人?

もし、あなたが「誰かこの日の業務に入れる人いないかな」と相談されたとき、紹介したいのはどんな人でしょうか?

どうせ紹介するなら「あの人紹介してもらってよかったわ!」って、言われたくないですか?

上手な人だったり、時間などの約束をきちんと守れる人だったり、現場の空気を和ませられる人だったり。

逆に、紹介した人が信頼を裏切るようなことをしたら、悲しいですよね。

ということは。

あなた自身も信頼に値する人であれば、凄く営業を頑張る、なんてことをしなくても、意外と仕事には困らないのが、この業界ではないかと思います。

●余談ですけど

私は紹介してもらった仕事が決まったら、紹介してくれた方に、報告とお礼の連絡をします(そのときは条件が合わなかったとしても、です)。

企業で働いてたら当たり前の、「報・連・相」の一環だと思うので。

でも…紹介した後、連絡がなくて「あの話、進んでるのかなー?」と心配になることが多いことに、最近気がつきました。

案外、紹介後の報告がない人も多いのかもしれません(私がそこまでに信頼を築ききれていないのかも)。

今までは「どうなったかくらい言ってきなよー」と思ってたけど、今は、それはこちらの勝手な期待のような気がしています。

でもやっぱり、「紹介してくれてありがとう!」の一言があると嬉しいので自分からは伝えるけど、相手が言ってこなくてもスルーすることにしました。

このやり方だと、「紹介したら後は放置する人」と思われかねないのが、悩みどころではありますが。

「紹介が受注のポイントになる業界」で、どう振る舞うか。

そこはきちんと、考えておくほうが良いと思います。

信用、信頼はビジネスの基本。

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