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フリーランスサポーター、Free’s netです。
駆け出しのヘアメイクさんや学生さんを困らせる問題のひとつに“コスメ代がかさむ問題”があると思います。
「フリーなら経費で落ちるからいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、経費なるものは、どこかから無尽蔵に湧いてくるわけではなく、経費を使うには稼がなきゃいけないのです。
事業として継続するためには、「締めるとこは締める」というのも大切なこと。
継続しているプロは、どのように経費をコントロールしているのでしょうか。
●高価なものを安く買う方法
これはちょっと、今回のメインテーマとは違うのですが、この手段はいくつか押さえておくべきだと思います。
美容商材の問屋さんで購入できるよう、会員登録をするとか。
ディーラーさんと取引するとか。
プロ用のディーラーさんなどで扱ってない商品なら、ネットで最安値を調べて買うとか。
このサイトに広告を貼っている“コスメデネット”などは、リピート回数によって割引率が変わるので、気に入ったサイトをいくつか決めておくのも良いかもしれません。
では何故、そこまでして“元々は高いもの”を使わなくてはいけないのでしょう?
●プチプラを嫌がるクライアントもいる
例えば、普段CHANELを愛用していて「あのロゴやパッケージで気分が上がる!」と思っているお客様が、一生一度の結婚式でメイクをされるのに、100均で買えるURGLAMが並んでたら、やっぱり嫌だと思います。
ブランドで選ぶ、というのは、そのブランドがそういうブランディングを頑張ってきた結果なので、否定できるものではありません。
そんなお客様が選ぶ結婚式場や写真スタジオが、ヘアメイクを依頼するときに「デパコスで揃えて」と言ったとしたら、それはお客様の意見の代弁でしょう。
または、その会場やスタジオが“高級志向”みたいな、ブランディングをしているのかもしれません。
でも、「プチプラだけど、性能が良いから使いたい!」と思うものもありますよね。
今回は、そう思う方に向けて書いています。
ここまでは長い前置きです、すみません!
●それでもプチプラを使うなら
じゃあ、何故それを使うのか、説明できますか?
例えばOPERAのリップティントや、今ならKATEのリップモンスター。
ああいった大人気商品は、値段の割にコスパが良い、以上の魅力があるから、大ヒットしたと思います。
その魅力が、きちんとお客様に伝われば「プチプラだからダメ!」ではなく「プチプラでも良いものがあるんだな。流石、コスメをよく知っているプロだな」と、信頼に繋げることもできます。
逆に最近“高級コスメと似たプチプラ”、なんて記事をよく見る気がしますが、「ほんとはeleganceのラプードルを使いたいけど、高いから無印良品で代用してます」だと、「安いだけで選んだんだ…」とお客様の気分を萎えさせるかもしれません。
でもそこに「この下地と一緒に使えば、無印はeleganceを軽く越えます!」みたいなテクニックをお伝えすれば、お客様は得した気分になるかも?
それがあなたのメイクの、付加価値になるのではないでしょうか。
高いものを使うにしても、プチプラの良いものを伝えるにしても、そのコスメについての知識が必要です。
いっぱいリサーチして、試してみて、値段を基準にするのではなく、自分にとってベストな道具を揃えて行きましょう!
