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フリーランスサポーター、Free’s netです。
今回は、ブライダルヘアメイクを目指す方、始めたばかりの方に、読んでいただけたら嬉しいです。
ブライダルヘアメイク、って、多分、ヘアメイクの中でも特殊な仕事で。
ただただ、誰かを可愛く綺麗にしたい!という方には、私はおすすめしません。
何故なら、技術力は当然のこととして、接客力、カウンセリング力、提案力、美容が専門でない花嫁さんにきちんと説明するボキャブラリー、その他、ヘアメイク以外に求められるものが、あまりに多いから。
最近もヘアメイクさん、カメラマンさんで、「ブライダルはプレッシャーとか考えると、割に合わないからやらないです!」という方達にお会いして、「そうですよね…😓」と思ったばかりです。
中でも、ヘアメイクさんの実力が試されるのは、ヘアメイクリハーサルかもしれません。
その日初めてお会いした方の好みを理解し、結婚式で実現したいイメージを、ご本人も意識していないレベルで汲み取り、実際に形にする。
もし、花嫁さんとヘアメイクさんの間にイメージの食い違いが起きても、花嫁さんには安心して自分の希望を伝えられるよう、信頼関係を築きあげなくちゃいけない。
そのためには、
※イメージを形にできる、確かな技術力
※本当の要望を引き出せる質問力
※聞き取ったイメージを共有できるよう、要点をまとめてフィードバックするための言語力、文章力
※相手が本当に納得しているか表情を読み取る力
などが必要になります。
そして、相手を安心させる、短時間で心を開いて信頼していただける、人間力。
先週の土日、久しぶりに挙式担当や列席ヘアメイクの後にヘアメイクリハーサル、という日が2日続いたら、月曜には体力の限界に😱
体力、というか、精神力かもしれないし、頭フル回転による、脳疲労かもしれません。
本当に大変な仕事だ、とは思いますが、花嫁さんには一生一回の結婚式。
妥協は許されないと思うし、「最高の自分」で特別な1日を迎えられるようにして差し上げるのが、私たちの仕事。
そのために日々、
新しい技術をリサーチするし、
苦手なスタイルをオーダーされても応えられるように練習するし、
ヘアメイク技術以外の力を身につけるために、読書や色んな勉強もするし、
最高の技術とサービスを提供できるよう、自分の心身の状態を整えたりもするわけです。
そんな「割に合わない」大変な仕事ですが、それを乗り越える努力は無駄にはならないし、だからこそのやりがいかもしれません。
ブライダルヘアメイクとしてやっていこう!と決めた皆さま。
現場の先輩方も恐らく、同じように苦労や努力をしていることと思います。
きっと、「苦しい」と思うときは来ますが、あなただけではないのだから、相談できる人も、絶対にいます。
「誰かに聞いてほしい」と思うことがあれば、コメントなど下されば、私もお聞きします!
一緒に頑張っていきましょうね😄💖

どんなヘアメイクが似合うかな