去年の緊急事態宣言の際に、こんなブログを書きました。
hairmakematching.com/2020/04/05/未曾有の事態にあなたは何ができる?/
二度目のステイホーム、「また仕事、キャンセルになっちゃった…」という
ヘアメイクさんも多いのでは?
ブライダルについては、GWにかかってしまった前回より、元々閑散期だったのは救いだけど、
成人式の延期、キャンセルで計算狂ったなぁ、とか。
ブライダルにせよ、成人式や卒業式にせよ、各種撮影にせよ、お客様からの依頼がなければ仕事がない、
行事がキャンセルになれば仕事が無くなる、ではこの先、厳しいのかもしれません。
何か、状況に左右されない仕事ができないものか、考えてみました!
①オンラインレッスン、セミナーなど
これは上のブログを参照してもらうとして、補足だけ。
ターゲティングをしっかりしましょう。
マスク用のメイクが知りたいOLさんなのか、お子様の髪を結ってあげたい親御さんなのか、
はたまたプロ用ブラッシュアップレッスンなのか。
それぞれのターゲット層に合わせたサービスを選びましょう。
②マンツーマンレッスン
ニューノーマルにも少しずつ慣れて、密を避け、換気や消毒などの対策をしてのマンツーマンなら
対応できるくらいの、経験は積んで来られたのではないでしょうか。
私は従来のアルコールジェルや除菌ティッシュに加え、ポータブルの滅菌ライトを買いましたよ。
レッスンに必要なツールを販売するのも、自分の道具を使っていただくよりも感染対策上、良いですよね。
私は《pippin公認アンバサダー》なので、サイトから直接購入していただくのが楽かも、と思っています。
また、オンラインと組み合わせて、フォローアップができる形を作っていくのも良さそうですね。
③ストックフォトチームを組む!
作品撮りのチームなどがあれば、ストックフォトで販売できる写真をどんどん撮ってアップするのはどうでしょう。
私は実験的に《写真AC》《Snapmart》のアカウントを持っていますが、人物写真の需要は高そうです。
今、例えばHP用に写真が欲しくても、モデルやカメラマンに依頼して、
大掛かりな撮影をするのは避けているという企業などは多いはずなので。
ただ、1枚当たりの単価は低いので、使いやすい写真をたくさん上げておくのが大事です!
④アートとしてのメイク作品
これが一番、現実味がないかもしれません。
皆さん、学生時代にアート的な作品作りの課題って、ありませんでしたか?
それ、今、やってますか?
ほとんどの方は“現実的な”“お客様の希望に応じた”ヘアメイクをしているのではないでしょうか?
それって、もったいなくないですか?
もちろん普通のヘアメイクをする上でも、発想力とか、役に立つから、カリキュラムにあるのですが。
どうせなら、それを商品化してしまえないかな?
ファッションショーや何かのクリエーションで、アート作品を作ることはあるかもしれないけど、
それも結局、デザイナーやアートディレクターからの依頼を待つだけなら、受け身であることは行事と変わりません。
撮影のためのヘアメイク、から、ヘアメイクのための撮影、への転換です。
講師をしていて、「こういうジャンルが確立されれば、もっとこの子の個性が引き立つのに」と思う学生もいました。
コンテストに入賞して終わり、じゃなく、新たなアートの一分野として市場を開拓して行けたら、
業界の活性化にも繋がるかもしれないな、なんて。
…以上、色々考えたものの一部を、ざっくりまとめてみました。
「新しい仕事」と言っても、今まで誰も見たことがないものを、1から構築するだけが全てではありません。
自分にはできない、関係ない、と思っていたものに挑戦して、自分にとっての「新しい仕事」を作ってみませんか?
もし、どうしても「SNSやPCが使えない!」とか「撮影を仕切れない!」とか「自分に何ができるのかな…?」
などのお悩みがあれば、お力になれるかもしれないので、ご相談いただければと思います。
(近くに頼れる人がいるなら、迷わずお力借りちゃいましょう!)